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 読んでみました。
 何のことか分からない方は、説明が面倒くさいので「ジョジョ 乙一」あたりで検索してください。

 てめー時間ねーとか言っといてずいぶん余裕だなオイと思われる向きもあると思いますが、これは違うんですよ。
 何が違うかっていうと、つまりこれは最初から組み込み済みの予定なんです。
 だから余裕が無いのに新たなタスクを追加しちゃったとか、そういうことではないんです。

 というか僕が時間あろうが無かろうがそんなことはどうでもいいわけで、こういうことを表に出したらいかんですね。反省。

 さて、肝心の内容ですが、これは凄いです。大満足です。
 漫画原作のノベライズというと、キャラゲーよろしく何だか適当な作家で適当な出来になることが多いように感じますが、この本は見事にそのジンクスを乗り越えていると言えます。

 まず、全体を通しての「ジョジョっぽさ」の高さ。
 随所にちりばめられたジョジョ小ネタをはじめとし、キャラクターの言い回しも実に「らしく」、また物語の核となるオリジナルスタンドの能力もとても面白いものでした。
 アクションシーンや緊迫したシーンの描写も、実に格好良くなされており、高度な頭脳戦による駆け引きがスリリング。小説でありながら、例の「ゴゴゴゴゴ」が幻視できそうなほどです。ていうかできます。

 他方で、作者の乙一の個性も十分に盛り込まれています。
 乙一先生の小説というと、大体登場人物や話の筋書きがやたら切ない。
 でなければドス黒い。

 ドス黒さはともかくとして、ジョジョと切なさって相性大丈夫なのかと思わないでもなかったのですが、杞憂でした。
 おそらく作者の筆力によるものだと思われますが、全く違和感なくジョジョワールドに乙一イズムが溶け込んでいます。

 褒めてばっかりですが、いや実際、この本はコラボレーションというものに対する一つの到達点だと思いますよ。
 それぞれの持ち味を出し、かつ全体として面白い。
 1500円しますけど、ジョジョファンは買って損しないですよほんと。
 乙一ファンだけどジョジョは知らないって人は……これはどうだろうな。面白さ半分だろうなあ。

 まあそんな感じで。



 ここ数日は、SRCをちょっと中断して別のことをしていました。
 もしかしたら、近日中に何かお知らせできるかもしれません。
 できないかもしれません。

 まあそんな感じで。
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