なんかいろいろ。
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例大祭も間近ですね。なんか僕も色々あってちょこっとだけ行けることになりました。今から楽しみで眠れません。ヒャッホウ。
ああ、普通に一般参加で、並んで入ります。何時くらいから並んだらいいんだろ?
例大祭といえば、二次創作で儲けるのって悪いことなのかなあ、とかまた荒れそうなことを言ってみるんですが、おおよそ一般的に悪いことと言われてますよね、うん。
じゃあなぜ悪いのかと言うと、それには大きく分けで二種類の理由があって、人やそういうことを論じているスレによってはその辺をごちゃ混ぜにして論じているために、いっそう論点がわかりづらくなっている気がしますです。(こことか)
二種類の理由っていうのはつまり法的な側面と倫理的な側面の二つです。
その二つは違うのかってことなんですけど、例えば「不倫」なんてのは、法的に規制されてはいませんが倫理的にやっちゃいけないことですよね。同様に、片方から見ればいいけどもう片方から見ると駄目ということは十分ありえますので、分けて論じる必要があると僕は思います。
まず、法的というのはいうまでも無く他人のコンテンツを無断使用することによって発生する問題ですね。
割と最近の話題だと、ドラえもんの最終回を同人誌にした人や、アクアスタイルのムービー集なんかが法的な問題により頒布差し止めと相成ったはずです。
権利を持っている人にとっては、趣味の範囲でやる分にはお目こぼししてやるけど、それで利益を得るとなったら我々の権利を侵害することに繋がるぞ、という論理になるでしょうから、これは分かりやすいです。
つまり、権利者の承諾を得る(ワンフェスみたいに「当日版権」的なシステムを作るとかして)ことさえできれば、問題ないわけですから。難しいとは思いますが。
また、東方の場合なんかですと、権利者の神主がかなり寛容な立場をとっていますから、そちらの問題は少ないでしょうね。
ですが、倫理的な側面から論じた場合、事はそれほど単純では無いと言えます。
およそ二次創作で儲けることが問題視される場合は、主にこちらの方が批判の中心になると思いますが、つまり「(仮に権利者が問題にしていないとしても)他人のふんどしを使って儲けるのは倫理的にどうなのか」っつうことですね。安易に誰かが作ったものに乗っかってウケを取ってるくせに、貰うものだけはきっちり貰うのかよ、っていう。
で、最初に僕の意見を言ってしまいますと、別にいいんじゃねーのと思います。
以下その理由を述べていきますが、まず「パロディで金取るのって駄目なの?」という僕の疑問があります。
僕は久米田康治先生の漫画が大好きなんですが、久米田先生の芸風といえばパロディと風刺でしょう。パロディが禁止されると久米田先生の芸風が減って困るんですが。というか、別に久米田先生に限った話ではありません。今のオタク業界からパロディを取ったら一体何割くらい削れるんでしょうかね。
それとも、その手のパロディと二次創作は違うんでしょうか。確かに、方や一要素、方やそれが本流という違いはありますが、それって程度の問題ですよね。程度の問題で許すとか許さないとか決めていいんでしょうか?
次に、「作ったものを見て欲しいんならWebで無料公開すればいいじゃねえか」という批判に対してですが、評価にも色々な形があると思います僕は。
「売る」というのは「価値を問う」ことだと僕は考えています。例えばタダで公開されていたときは1万アクセスもらえていたかもしれませんが、本にして1000円で頒布したら100冊も売れないかもしれません。
その100冊というのがつまりその本、ひいてはその作者の価値であると言えます。その価値を知りたいと思うのは別に悪いことでは無いと思いますが。それはWeb公開で得られるものとはまったく別種の評価・達成感なわけであり、Webがあるから売らなくてもいいだろというのは違う気がしますね。
また、過激な人になると「二次創作者に達成感やプライドなんて必要ないだろ(だから売る必要もない)」と言い出したりするようですが、別に自分でもやってるから言うわけじゃないですけど、二次創作は二次創作で、一時創作とはまた別種の難しさがあるわけで、不必要に持ち上げる必要もありませんが、不当に貶められるいわれも無いと思います。
あと、ちょっとずれた批判としては、「儲けすぎだボケ」とか「業界ででかい顔してんじゃねえタコ」というものがありますが、じゃあ買わなきゃいいんじゃないでしょうかね。
自分が買わなくても、他のやつが買うから同じだ、ですか。それはつまりあなたの意見が少数派だっていうことなんじゃないでしょうかね……
いわゆる大手さんと呼ばれるようなところは、そこに到達するまでに当然非常な努力を必要としたでしょう。その辺を無視して「なんでこいつがこんなに……」とか言われても、当人としては「ああそうですか」ってなもんでしょう。じゃああなたはその大手さんと同じことができるんですかと。そういうことじゃないでしょうか。
僕はどちらかというとこういう類のことに対しては性善説を取っているので、もし問題があるようなサークルが儲けまくっているとしても、そういうのはそのうち消えるんじゃないかと思いますよ。放っておけばいいんじゃないでしょうか。
最後に、じゃあいわゆるトレス絵や半アレンジ曲(midiデータをそのまま流用するとか)も認めるのかということですが、それはパロディじゃなくてパクリなので、どちらかというと法的な問題になりますね。
権利者の許可が取れればいいんじゃないでしょうか。難しいとは思いますが。
ちなみにパロディとパクリの境界ですが、個人的には元ネタを読者に気づかれると嬉しいのがパロディ、気づかれると困るのがパクリじゃないかと。
そんなわけで、僕としては法的な問題さえなければ(そしてそれこそが一番の問題である)、二次創作で利益を得ることは間違っていないと思うのですが、どうでしょうか。
まあ、こんなところでこんなこと言ってもしょうがないんですが……結局楽しんだ人が勝ちですよね、うん。
ああ、普通に一般参加で、並んで入ります。何時くらいから並んだらいいんだろ?
例大祭といえば、二次創作で儲けるのって悪いことなのかなあ、とかまた荒れそうなことを言ってみるんですが、おおよそ一般的に悪いことと言われてますよね、うん。
じゃあなぜ悪いのかと言うと、それには大きく分けで二種類の理由があって、人やそういうことを論じているスレによってはその辺をごちゃ混ぜにして論じているために、いっそう論点がわかりづらくなっている気がしますです。(こことか)
二種類の理由っていうのはつまり法的な側面と倫理的な側面の二つです。
その二つは違うのかってことなんですけど、例えば「不倫」なんてのは、法的に規制されてはいませんが倫理的にやっちゃいけないことですよね。同様に、片方から見ればいいけどもう片方から見ると駄目ということは十分ありえますので、分けて論じる必要があると僕は思います。
まず、法的というのはいうまでも無く他人のコンテンツを無断使用することによって発生する問題ですね。
割と最近の話題だと、ドラえもんの最終回を同人誌にした人や、アクアスタイルのムービー集なんかが法的な問題により頒布差し止めと相成ったはずです。
権利を持っている人にとっては、趣味の範囲でやる分にはお目こぼししてやるけど、それで利益を得るとなったら我々の権利を侵害することに繋がるぞ、という論理になるでしょうから、これは分かりやすいです。
つまり、権利者の承諾を得る(ワンフェスみたいに「当日版権」的なシステムを作るとかして)ことさえできれば、問題ないわけですから。難しいとは思いますが。
また、東方の場合なんかですと、権利者の神主がかなり寛容な立場をとっていますから、そちらの問題は少ないでしょうね。
ですが、倫理的な側面から論じた場合、事はそれほど単純では無いと言えます。
およそ二次創作で儲けることが問題視される場合は、主にこちらの方が批判の中心になると思いますが、つまり「(仮に権利者が問題にしていないとしても)他人のふんどしを使って儲けるのは倫理的にどうなのか」っつうことですね。安易に誰かが作ったものに乗っかってウケを取ってるくせに、貰うものだけはきっちり貰うのかよ、っていう。
で、最初に僕の意見を言ってしまいますと、別にいいんじゃねーのと思います。
以下その理由を述べていきますが、まず「パロディで金取るのって駄目なの?」という僕の疑問があります。
僕は久米田康治先生の漫画が大好きなんですが、久米田先生の芸風といえばパロディと風刺でしょう。パロディが禁止されると久米田先生の芸風が減って困るんですが。というか、別に久米田先生に限った話ではありません。今のオタク業界からパロディを取ったら一体何割くらい削れるんでしょうかね。
それとも、その手のパロディと二次創作は違うんでしょうか。確かに、方や一要素、方やそれが本流という違いはありますが、それって程度の問題ですよね。程度の問題で許すとか許さないとか決めていいんでしょうか?
次に、「作ったものを見て欲しいんならWebで無料公開すればいいじゃねえか」という批判に対してですが、評価にも色々な形があると思います僕は。
「売る」というのは「価値を問う」ことだと僕は考えています。例えばタダで公開されていたときは1万アクセスもらえていたかもしれませんが、本にして1000円で頒布したら100冊も売れないかもしれません。
その100冊というのがつまりその本、ひいてはその作者の価値であると言えます。その価値を知りたいと思うのは別に悪いことでは無いと思いますが。それはWeb公開で得られるものとはまったく別種の評価・達成感なわけであり、Webがあるから売らなくてもいいだろというのは違う気がしますね。
また、過激な人になると「二次創作者に達成感やプライドなんて必要ないだろ(だから売る必要もない)」と言い出したりするようですが、別に自分でもやってるから言うわけじゃないですけど、二次創作は二次創作で、一時創作とはまた別種の難しさがあるわけで、不必要に持ち上げる必要もありませんが、不当に貶められるいわれも無いと思います。
あと、ちょっとずれた批判としては、「儲けすぎだボケ」とか「業界ででかい顔してんじゃねえタコ」というものがありますが、じゃあ買わなきゃいいんじゃないでしょうかね。
自分が買わなくても、他のやつが買うから同じだ、ですか。それはつまりあなたの意見が少数派だっていうことなんじゃないでしょうかね……
いわゆる大手さんと呼ばれるようなところは、そこに到達するまでに当然非常な努力を必要としたでしょう。その辺を無視して「なんでこいつがこんなに……」とか言われても、当人としては「ああそうですか」ってなもんでしょう。じゃああなたはその大手さんと同じことができるんですかと。そういうことじゃないでしょうか。
僕はどちらかというとこういう類のことに対しては性善説を取っているので、もし問題があるようなサークルが儲けまくっているとしても、そういうのはそのうち消えるんじゃないかと思いますよ。放っておけばいいんじゃないでしょうか。
最後に、じゃあいわゆるトレス絵や半アレンジ曲(midiデータをそのまま流用するとか)も認めるのかということですが、それはパロディじゃなくてパクリなので、どちらかというと法的な問題になりますね。
権利者の許可が取れればいいんじゃないでしょうか。難しいとは思いますが。
ちなみにパロディとパクリの境界ですが、個人的には元ネタを読者に気づかれると嬉しいのがパロディ、気づかれると困るのがパクリじゃないかと。
そんなわけで、僕としては法的な問題さえなければ(そしてそれこそが一番の問題である)、二次創作で利益を得ることは間違っていないと思うのですが、どうでしょうか。
まあ、こんなところでこんなこと言ってもしょうがないんですが……結局楽しんだ人が勝ちですよね、うん。
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