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 かなり難易度が高かった。
 こんにちは凡用人型兵器です。
 僕より15歳くらい年上のおっさんが一人で来ていたので、ギリギリ救われた感じです。

 でもいい映画でしたですよ?
 夢とか勇気とかを「取り戻す」のがテーマという、子供向けというよりは明らかに付き添いで来たお父さん向けの映画だったような気がします。
 ウルトラマンで育った往時の少年達は恥ずかしがらずに見に行くべきだと思うよ。
 でもヒッポリト星人はもう少し強くてよかったと思うんだ。



 前回のエントリーでアリスの話をしたら、途端に熱のこもったコメントが二件も届きました。
 なんだ、結構みんなアリスのこと好きなんじゃん。
一件目
>アリス・マーガトロイドは公式の扱いこそ準主役なんですが、
>世界観的な立ち位置は名脇役なんだと思います。
>主役としてお話を動かすパワーという意味では、霊夢や魔理沙や紫はもちろん、
>チルノや幽香や阿求よりも下の位置になる。
>単体でアリスよりも主役力が無い名前ありのキャラって、
>衣玖か藍くらいではないでしょうか(藍は立ち位置の関係上、
>紫か橙と一緒に出るほうが圧倒的に多いので。藍を単体で動かそうとする人は、
>おやつ氏以外にはまだ知りません)。
>決して目立った行動を起こそうとはせず、自分が気になる異変が起こると
>やや消極的に解決に乗り出し、人が目の前で困ってると
>ちょっとだけおせっかいを焼いて、一人の時はマイペースに研究に没頭する。
>この「ちょっとだけおせっかい」の距離感が、実に東方的で扱いやすいんですよね。
>程よい距離を保ちつつ助け舟。まさに名脇役。
>そんなアリスを、あくまで単体で主役で使おうとするなら、
>ストイックに研究課題についての問いかけをするか、
>もしくはアリス・マーガトロイドの個性に対しての問いかけをする
>(いったん名脇役としてのアリスを疑問視する)
>か、このどちらかが主になると思います。
>そしてこの二つは、物語にするとなると地味で底が深く、
>それでいてバリエーションが限定される話になってしまうのです。
>漫画よりもSSに向いている、ともいえます(アリス専絵師が少ないのは
>このへんが原因だったりするかも? ちょっとここは自信ないですが)。
>何が言いたいかというとアリスかわいいよアリス。広く便利に使われる
>アリス・マーガトロイドを、僕はこれからも愛していきたいと思います。
>ところで地霊殿の中で一番カリスマ高かったのは3ボスの鬼さんでしたね。
>対抗馬のさとり様頑張れ超頑張れ。


 はい、ありがとうございます。
 まず言わせてくれ。
 アンタ自分のブログとかで書いたほうがいいよこれは。
 うちのフォームごときに寄せていいような熱意じゃないよこれは。
 明らかにこのコメントが主で僕の文章が従じゃないですか分量的に。
 内容については、まったくその通りだと思います、はい。
 仮にもサークル名を冠したキャラクターであるというのに、メインに彼女を据え、かつラブコメの絡まない話にしようとすると、なんか凄く地味なことになるような気がします。
 使うには愛が必要でしょうねえ……あと読むほうも。

で、二件目
>とりあえずアリス絵師としてもちきさんを挙げときます。
>さてアリス。人間としても魔法使いとしても妖怪としても中途半端。
>代替もきくってものです。
>アリス=人形遣いっていう認識が広まれば
>少しは変わるかもしれませんが……ないだろうなぁ。
>まあアリスを中心に世界を回している私には関係ないのであった。
>居なきゃ始まらないんだもん


 ありがとうございます。
 普段うちに来るコメントからすると十分に長文なのですが、いかんせん前者のインパクトが強すぎた。
 アリスはもう性格設定からして「突き抜けられない」ことが運命付けられているので、他「突き抜けた」連中と比べると、どうも……
 教えて頂いた絵師さんですが、おお、これは確かにアリス絵師。
 ただやっぱり魔理沙の姿が散見せらるるあたり、マリアリの業は深いなあと思わざるを得ません。


 さて主人公ですが。
 以前僕は「主人公力(しゅじんこうぢから)」という表現を使いました。
 要は、「物語の主人公としてどれだけ使いやすいか」という戦闘力みたいなものです。
 例えば「リグルの主人公力は高い」というように使ったわけなのですが、前回の定義からもう少し話を進めまして、今回は主人公に足る要素として二点を挙げ、主人公力の理論化を図りたいと思います。

 僕の適当な独断なのですが、およそ物語のテーマには様々なものがありますが、共通する点としては何かが「変化」する、というものが挙げられると考えます。
 例えばそれは主人公とヒロインの関係であったり、主人公の精神的成長であったり、社会の動きであったりするわけです。
 で、その「変化」を大まかに二種類に分けますと、
・物語が主人公に及ぼす変化
・主人公が物語に及ぼす変化
 となります。

 つまり、何か大きな問題を主人公が解決したことで、ヒロインが救われ(主人公が物語に及ぼす変化)、その結果主人公も大きく成長した(物語が主人公に及ぼす変化)みたいな。分かりづらいですがついてきてください。

 もちろん、結果としてその変化の度合いが大きいほど、主人公力が大きいと言えます。
 そして、大きな主人公力を持ちやすい条件というのもそこから見えてくるわけで、
・物語→主人公の変化を受けやすい
 ・成長の余地が大きい
 ・何か問題を抱えている
 ・コンプレックスがある
・主人公→物語の変化を及ぼしやすい
 ・アクティブな性格である
 ・問題解決能力が高い(か、問題解決の意思が強い)
 ・問題ごとにかかわりやすい立ち位置である
 ・本人、ないし周囲がやっかいさんである

 といった点が考えられるのではないでしょうか。
 こう見ると、主人公にしやすい連中というのがおよそ分かってきます。
 ちょっと図にしてみました。

hero.jpg







(クリックで拡大)
 簡単に言うと、グラフの右に行くほど物語を通じて何らかの(主に精神的)変化を受けやすいタイプとなり、上に行くほど物語の主体として話を動かしやすいタイプになると言えます。
 逆に、左のほうに属する人たちは、キャラクターとして既に完成の域にあり、キャラを壊すかラブコメ要員にでもしない限りは、物語を通して何らかの精神的変化を起こすことは難しく、下のほうにいる人たちは、あまり周囲の物事に変化を及ぼす能力が高くは無いと言えます。
 大体右上のほうにいる人たちを主役にした話って思いつきやすいでしょ。そんな感じ。
 さとりん頑張れ、超頑張れ。対こいしちゃん限定ならもう少し右上に行ける気がするぞ!

 というわけで、主人公力についての理論をとりあえずこれでver1.0としたいと思います。
 なお、この図は僕の個人的な独断と偏見で作ったものであり、なんら科学的信憑性の無いものであることをお断りしておきます。異論は随時受付中。
 大体この理論にのっとると、霖之助はかなり左下のほうになるんだよな……でもちゃんと主役してるもんな……

 まあ、とりあえずはこんな感じで。
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