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 まあ大して面白くもない話なんですが聞いてくださいよ。
 「的を得る」って表現があるんですが。
 有名な誤用ですね。正しくは「的を射る」です。

 ……と思っていたんですが、実は「的を得る」でも実は歴史的に見て間違ってはいないらしいのですね。
 (このページの真ん中あたり参照)

 そういうわけで、へぇ的を得ても間違いじゃないんだー

 で終わるのはどうかと僕は思うんですよ。

 例えば、「新しい」という単語。
 ここによると、江戸時代までは「あらたしい」と読んでいたらしいです。
 つまり、僕が今「新しい」に「あらたしい」と読み仮名を振っても、それは間違いではない。
 でも、間違いじゃないからって、だからなんだというのでしょう。

 そんな読み方をする人は、ただの迷惑な人です。

 極端な例を挙げれば、「過去はそれで正しかった」から使っていいのなら、僕は万葉仮名で文章を書いてもいいわけだし、ハ行をパ行で発音してもいいことになりますね。
 しかし、実際にはそんなことはしません。
 なぜなら、僕には「そんな日本語はおかしい」という「常識」があるからです。

 上の方のリンクの人は、このように語っています。

> 日本語に正誤判断をくだすのは多数派にたってものをいっているにすぎない。
> だいたい「正しい日本語」が存在すると錯覚していることに気がついていない。
> 正しい、まちがい、なんてよく言えますね。根拠がどれくらいあるの?

 「正しい日本語」は存在しない、ということについては同意します。
 しかし、だからといってそれは、「間違っているとされている日本語」を使っていい理由にはならないはずです。
 じゃあどうすんだ、という質問には、僕は「常識的な日本語」を使うべきだ、と答えます。

 そうするとまた常識って何だという話になってくるんですが、確かにまあ常識なんて当てにならないものではあります。何が正しいのかなんて分かったものじゃありません。
 しかし、そのよく分からないあやふやなものでも、みんなが従わないことには社会が上手く回らないわけですよ。
 「的を得る」を使い続ける人は、それは間違いだと突っ込まれるたびに「これは漢語に由来する表現で、徒然草でも〜」と説明し続けるんですか?
 それに一体何の意味が?

 もし将来的に、「的を得る」が正しい表現だと認められることがあれば、僕はそっちを使うこともあるでしょう(現状でも、そっちのほうが使ってる人多いみたいですけど)。
 「確信犯」と同じような感じで。

 それまでは、やっぱり的を手に入れるのは間違いなのですよ。
 そう思うんですが、どうでしょ。



 あと、こんな僕ですが、みさくら語は好きです。
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無題
次の作品は全部みさくら語でお願いします
とリッパ 2008/01/15(Tue)23:41:25 編集
無題
 全部とお気軽に仰いますが、みさくらヒロイン達だってコトが始まる前は、それなりにおよそ大体は冷静といってもいいような気がする言葉遣いなわけですよ。
 終始あのテンションだと疲れるじゃないスか。僕的にはやっぱり押さえるべきところで押さえた形のほうが燃えると思うんですわ。
 あと作るとしたら、みさくらフォントのインストールを必須にしますがよろしいか。

 ところで「くぱぁ」っていう擬音語(擬態語?)を最初に使った人って誰なんでしょう?
凡用人型兵器@管理人 2008/01/17(Thu)01:07:48 編集
無題
た、たしかに・・・!
つまりそういうシーンがあるということですね!
フォント喜んで入れます。

くぱぁはガイドラインぐらいあるかと思ったらないですね。
謎です。
とリッパ 2008/01/17(Thu)22:21:58 編集
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