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なんかいろいろ。
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 色々と騒がしかった選挙ではありますが、北海道5区というのは実のところ僕の地元で、今一時的に戻ってきているわけですが、かつてこれほどまでに有名人がうちの地元に来たことがあっただろうか。
 思い出せる限り、次に有名なのはサンピアザ(駅ビル的なショッピングセンター)でライブやった水木一郎くらい。大泉洋はホワイトストーンズなので厚別区には来れません。

 ちなみに旧社会党王国といわれる我が北海道ですが、僕の通っていた小~中学校では、先生が良かったのか、はたまた歴史が浅い町だった故か、いわゆる左巻きな教育は行われていなかったように思います。
 でも君が代は結局高校まで歌わなかったなあ。昔の僕は音楽の教科書のあのページを「あとがき」みたいなものだと捉えていて、あるけど何も触れないのが当然だと思っていましたよ。
 まあネタとしては面白くないですね。申し訳ありません。ガラスが一枚割れたら全校集会になるような平和な学校でした。歌でネタになるようなことといったら、音楽の実技テストで好きなパート歌っていいよと言われたので大地讃頌のソプラノ歌ったら5が付いたことくらいでしょうか。今はアルトも無理です。

 まあなんだ、あの頃は僕も調子に乗っていて、自分は結構大した人間だなんて密かに思っていたのですが、それから十数年、当たり前ですがそんなことはなく、まったくの凡人、どこにでもいる十把ひとからげ、普通の人でありました。確かにオンリーワンではあるかもしれませんが、希少であっても希少価値がなければ何の意味もないのです。
 ただ別にそれは悲観するようなことでもなくて、凡人なら凡人なりに、能才の人とはまた違ったものを見ることが出来ます。
 ある出来事を成し遂げるのを、例えばA地点からB地点に移動することに例えると、凄い人というのは新幹線や飛行機なんかであっという間に行ってしまうのかもしれません。僕は歩きか、せいぜいチャリとか。当然効率はものすごく悪いですし、ようやっと到着した頃には相手はさらに遠くへ行ってしまっているかもしれません。
 ですが、歩きというのは、好きなときに立ち止まって一休みしたり、辺りを見回して面白そうなものがあったらわき道にそれてみたりできます。飛行機では出来ません。
 手間も暇も金も余計にかかりますが、最終的な満足度で言ったら、やあ、色々あったけど中々楽しかったよと言えるのはどちらなのだろうかな、とか。

 いや負け惜しみじゃないですから。ほんと負け惜しみじゃないですから。

 まあこれは、僕が究極的には自分さえ満足できればいいという独りよがりな考えの持ち主だから言えるのかもしれませんが。付き合わされる周囲の人たちはたまったものじゃないでしょうし。
 でも、生きていると世の中色々と悲観したくなることばかりですけど、少し考え方を変えてみれば、そんなに悪くもないんじゃないかなと思えるようなことって、それなりにあるんじゃないでしょうか。
 尊敬する先輩の言葉ですが、「はげて太ったおじさんというのはみっともないものだけど、はげて太ったおじいさんになると、貫禄があってなかなかいい。そう考えると、年を取るというのも悪いことばかりじゃない」。正確には少し違ったかもしれませんが、まあ大体こんな意味でした。
 このブログでも何度か言っていますが、悲観的なことを言うのは楽なんですよね。外れても責任を取らなくていいから。僕はこれからも、物事はなるべく楽観的に考えていこうと思います。そうしないと死にたくなるからね! 元々すんごく暗い人間だから! 無理にでも作っていかないとね!

 そんな僕ですが、いわゆる自己啓発本の類は大嫌いです。前向きに努力して生きろってことしか言わねえんだあいつら。
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 たとえ睡眠時間を削っても、人間らしく生きるためには同人活動が欠かせないのです。

 凡用人型兵器です。

 人間らしくは生きていませんね。
 というわけで正確には、駄目人間らしく生きるために同人活動をしています。 
 クビになったらそんときゃそんときだ!
 いやクビにならない程度にやりたいです。

  『ベティ・ザ・キッド(上)』/秋田禎信 を読みました。
 秋田禎信と言えば、かつて『魔術師オーフェン』で一世を風靡し、中高生くらいの僕に多大な影響を与えた小説家さんです。
 まあ皆さんにはどうでもいいでしょうが、僕の書く文章というか文体はオーフェンの影響を受けていると自分では勝手に思っておりまして、どの辺がと言われても困るんですが、地の文に一人称と三人称が入り混じるあたり? まあとにかく、そういった意味では心の師匠の一人と言っても良いでしょう。あとは小崎さんとか。

 さて、僕がなんらかのフィクションに入れ込む場合、高確率で「作品の『世界観』を感じられる」、という条件があります。
 世界観、というとなんだか陳腐というか、こうノートに書いた自作ファンタジー世界の年表とか男だけの街ハザンとかみたいな感じで嫌なんですけども、実際ファンタジー世界にどれだけ没入できるかは、その世界がどれだけ魅力的なのかにかかっているといってもいいのではないでしょうか(少なくとも僕はそう思っています)。

 スーファミ時代の名作RPGにロマンシングサ・ガ3というゲームがありまして、もちろんRPG部分も名作だったのですが、僕が一番好きだったのはゲーム内のミニゲーム「トレード」でした。
 その内容はというと、ミニゲームというにはかなりボリュームがあり、ゲーム内の町々を巡って、その町に存在する様々な企業を現在で言う敵対的買収によって傘下に加え、自分の企業を大きくしてゆく、というものでした。
 企業の内容もバラエティに富んでおり、例えば大都市では造船会社のような大資本の企業があったり、ぱっとしねえ町ではなんだかぱっとしねえ企業しかなかったり、南国や砂漠の町では風変わりな産業があったりして、なかなかに面白い。
 例えば北国の小さな町(「私が町長です」)に不釣合いに高資本の鉱山があったりすると、この町の男は皆この鉱山で働いているんだろうなあとか、この町は農業/工業/貿易業で栄えているんだなあとか、色々なことを考えられるわけですね。そうすると、ただ通り過ぎるだけの場所で個性も何もあったものじゃない「RPGの町」や「ワールドマップ」が、歴史や文化とそこに生きる人々の存在感を持った「世界」であるように感じられ、俄然ゲームへの没入度が高くなると、そういうわけです。

 それと同様に、特にライトノベルの世界における「剣と魔法の世界」の世界なんてものはいい加減なもんで、王様とか貴族とか騎士とか出すのはいいんですが、統治の仕組みや法律、人々の暮らしや文化習俗、貴族って普段なにやってんのとか貴族と騎士って何が違うのとかは「ファンタジー的お約束」というやつで適当に流すものです。
 『狼と香辛料』のように、経済を主眼においた小説なんかは例外ですが、基本大体そうです。RPGツクールとかで作られるフリーRPGなんかも大体そうです。作者にとって、いちいちそんなものを考えるのが面倒くさいのか、あるいはファンタジー世界にそういうものが存在するという概念がそもそもないのかもしれません。
 ティーン向けの話なんだからそんなもん適当でいいんだよとおっしゃる向きもあるかもしれませんが、少なくともティーンであった当時の僕はロマサガ3やオーフェンの世界にリアルさを感じ、没入したのです。
 多分作者さんの趣味だと思うのですが、オーフェン世界には非常に細かい設定が張り巡らされており、世界の歴史はもちろんのこと、舞台となる町々について、それぞれの成り立ちや文化、産業や周辺の環境といったことが作中にてそれとなく触れられているわけです。他にも、「大陸で使われている紙幣は塩本位制であるため内陸部と沿岸部で価値が異なるので、商取引には金貨が好まれる」とか「王都のある大陸東部と西部は実質的に分断されているため西部の都市は独立の気風が強い」とか、あるいは大陸規模の組織間の微妙な対立とか、そういう「世界のいっぱしを感じられる事柄」が凄く好きでした。
 それは例えば、異文化に触れる喜びや、歴史上の人物のちょっとしたエピソードを読んだときの面白さであるとか、そういったものに近かったかもしれません。あるいは、「その展開はどうしてそうなったのか?」という事柄にきちんとしたバックボーンを示せるというのが、昔から気分とその場のノリで物事を決めていた僕にとって新鮮だったのかもしれません。

 念のために言っておくと、ただ細かければいいというわけではなくてですね、例えばバルスのファルシのルシがコクーンでパージとか、そういうのはまあ頑張ってくださいねって感じで、要はその世界についての説明の仕方だと思うんですが、仮に僕がその世界に住んでいたとしたら、この町は肌に合いそうだなとか、こんな仕事をしていそうだなとかというのを想像したくなるようなーというかですね、分かりますかこの説明。
 分かりにくかったら二次創作をしたくなるかどうかっていう理解でいいです。
 なんちゅうか、自分が一つの物事にどっぷりとつかる性質なもので、その世界観がどれだけ魅力的なのかっていうのは、話の筋とか、文章の上手さとか、そういうのより僕の中では上に来るのですね。それに、世界を魅力的に描ける人っていうのは大体話やキャラを作るのも上手いんだよ。多分。
 東方なんかも割とそんな感じで、魅力的な点は多々あれど、ここまでハマった一番の理由は、幻想郷と弾幕ごっこという世界観でした。ZUNさんもシューティングにおける「弾幕」に正当性と意味とキャラ付けを持たせたくてあの世界観を作ったという「世界観先行」発言をしてましたし、あながち間違った観点でもないと思うんですが。

 で、ようやく『ベティ・ザ・キッド』の話に入るわけですが。
 なんかこう、男装の主人公がおっぱいの成長を気にするシーンとか褐色ロリが全裸で宙吊りになるシーンとかあったんですが、全然えろくありませんでした。
 それよりも相変わらず人がポンポン死ぬわ差別がリアルで笑えないわ主人公が弱すぎて心配になるわと見所満載。
 作者本人もあとがきで言っていたのですが、「信じる」ということがとても前面に押し出されているストーリーで、主要な登場人物は皆、なにかを強く信じてします。それが報いられたとき、あるいは裏切られたとき、どうなるのか……それは下巻のお楽しみ、というヤツなのでしょう。
 先史文明の遺産とか謎の部族とか先住民族言語とかトーテムとかいう単語に反応する人にはオススメ。とりあえず銃が出てきますがアクション小説ではないと思います。

 いい話を読むと自分でも書きたくなるので、けして原稿をサボっているわけではないと主張したいです。
 あ、紅楼夢の原稿は今週末くらいに委託が始まるんじゃないでしょうか。そんな感じで。
 毎日、朝の連ドラを半分くらい見てから出かけているのですが、なんかあのヒロインがあんまり好きになれないんだよな……どうしたものだろう。
 いや見なきゃいいんですけど。

 なんでかと考えてみたところ、単純に僕が「なんにでも体当たりで首を突っ込むタイプの人情味ある元気娘(が主人公の話)」が嫌いなだけだった。
 しかし天下の連ドラの主人公がこういう造形ということは、みんなああいう女の子が好きなんでしょうかね。
 まあ可愛い女の子に心配されて悪い気がする人はあまりいないだろうなあ。

 同じ首を突っ込むのでも、射命丸みたいに裏表のあることがはっきりしていたり、仕事でやっていたりするようなのは好きなんですが。
 ううむ。しかし他のチャンネルは朝から騒がしくてあんまり見たくないのだ。どうしたもんかな。
 肉が
 おいしかったです。

 紅楼夢が終わった後の話なんですが、穂積名堂の近藤さん主催の打ち上げに混ぜてもらえることになっていまして、それはいいのですが、打ち上げの場所がなぜか京都の某駅
 ちなみに紅楼夢の会場は大阪です。

 例えば東京で開催するコミケの打ち上げを茨城でやるとか普通ないでしょ。
 「じゃー打ち上げは茨城なんで、六時に水戸駅に集合でよろー」とか言われても困んじゃん。
 でも現地集合。関西の交通事情とかまったく知らない僕も現地集合。

 そこまでして近藤さんが食べさせたいのはなにかと言うと焼肉だったわけですが、おいおいなんだか知らんがイベント後の疲れてる人間を京都まで移動させてお疲れ様でしたもなんもねえもんだよまったくまあ腹は減ってるしとりあえず肉食うか何この肉めっちゃ美味い。
 いや、正直、美味い。焼肉の肉ってこんなに柔らかいものだったのですか。噛まなくても舌だけで切れそうだ。マジか。いつも食ってたオーストラリア産とかアメリカ産のとかはなんだったのか。あれはなに、「肉(笑)」だったのか。国産すげえ。やっぱり幸せの青い鳥ってのは身近なところにあるものだったんだなあ。
 さらにこの店には、一人前が1260円という気合の入った値段設定である「史上最強のロース」なるメニューが存在し、おいおいこのサイコロステーキみたいなのがちょろっと乗っかってるのが1260円って何の冗談だよ一口食べたら終わりじゃねえか貧乏人なめてんのか何この肉めっちゃ美味い。

 いやー、まあ、なんだろうね。
 身内というか、穂積名堂さんやほりごたつさんのことをご存知の方なら分かっていただけるかと思うんですが、みんな騒がずに黙々と食べていました。そういう肉でした。
 来年も紅楼夢へ行くことがあったら、ぜひともここで打ち上げようと提案したいです。
 しかしまあ、僕なんて貧乏舌なものですから、美味しいものの味なんて大して分からないだろうと思っていたのですが、やっぱり美味しいものは美味しいんですねえ。
 大変に満足いたしました。連れてってくださってありがとうございます。

 で、そのあと新幹線で東京に帰りまして三連休終了、次の日東京で用事を済ませまして札幌に戻ってきたというわけです。
 紅楼夢完。



 肉の印象が強すぎて会場のことをよく覚えていなくてですね。
 まあ色々……ありましたが……
 とりあえず皆これを見てほしい。
HI3D0011.jpg







 差し入れでこんなものをいただきまして。
 土佐すげえ。
 俺今日リグルで顔拭いちゃったよーとか汗かいちゃったからリグルを使おうとかこう暑いとリグルが手放せないなとか言えるわけですか。高知県民。やるな高知県。今までカツオと坂本竜馬の国だとしか思って無かったよ。ごめんよ高知県。
 というか高知県の方がわざわざこれを買って持ってきてくださった(多分)わけで、なんかもう本当にありがとうございます。内容抜きにしても純粋に嬉しかったです。

 また、リグルイ2頑張ってねコメントも何人かからいただきました。
 二年以上前のゲームの話をいまだにしていただけるとは作者冥利に尽きるというもので、なんか僕がぼんやりしている間にうがつさんが公式エロデビューしちゃったりしましたが、頑張りたいと思います。
 いつ出すと確約できない現状で非常に申し訳ないと思いますが、ご期待に沿えるよう努力しますので、どうか気長にお待ちくださると。
 他の誰よりも、僕自身が一番リグルイ2をやりたいので、必ず完成させる所存です。

 あと乙女リグル合同買って来ました。
 委託がないって聞いたので、自分のサークル放り出して。
 感想としては、今までのリグル合同とはまた違った色が出ていて良かったですね。pixivの方中心なので絵については十分すぎるほどでしたし。
 まあ、ただ一つ言うとすると、「乙女リグル合同」で僕リグルはどうかなあとか、まあそんな。

 うちの新刊については各方面に土下座。
 とりあえず印刷所さんのせいではないんだ……あれは……僕があまりにも限界ギリギリで入稿したから……
 書店委託はこれから考えます。希望があれば。



 やっぱりイベントっていうのは楽しいものですね。
 このブログを読んでいる人で、ちょっと考えている方がいたなら、思い切って飛び込んでみたらいいのではないでしょうか。
 でも知り合いや友達がいない状態で行ってもあまり面白くないかもですね。
 だから僕と友達になってください。友達ほしいんだよ。いつも言ってますけど。
 いや道民割引っていうのがあってね。
 安いのよ。凄く。
 東京-札幌間はいつも使ってます。
 地元企業に金も落とせるし。
 じゃあ割引使うなよという気もしなくもないですが。

 あ、イベントの話はトップページで。

 あと小崎さんには一生ついていく所存です。
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