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なんかいろいろ。
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 なんかボケっとしてたらまた一週間くらい経っちまいましたね。
 この一週間で、明け方にハッと目が覚めることが二回ほどあったのですが、その度に「ああもう作らなくていいんだ」と思って寝直しました。
 凡用人型兵器です。

 まあ、コミケ参加も三回目ともなると多少報告もいい加減になってまいりますが……特に今回は妙なオチもなく、つつがなく終わりましたからね。
 ちゃんと飛行機で行き帰りしましたし、寝る場所もちゃんとしたホテルだったし……
 いや、それが普通なんでしょうけどね。

 米※さん、はね〜〜さんの両名と会場に入りまして、まあCDですから搬入分もそんなにかさばりませんし、適当に並べて挨拶に回ったりしているうちに始まりました。
 いや、まあ、暑かったですね……
 多分この人間の熱量に勝つには、冷房を今の三倍くらいにしないといけないと思うのですが、まったくこのエコが叫ばれる昨今、地球に優しくないイベントですねホント。
 ただ、地球に優しくない以前に、人間に優しくないイベントですけど。ようやるよな……
 汗でグッショリ濡れた千円札とか、中々見れるものじゃあない。
 ただそれでも、去年よりはなんぼか楽だったような気がします。
 去年は都合2リットルほど水分を補給しましたけど、今年は1リットルで済みましたから。
 そういう比べ方はどうかとも思いますが、まあ。

 さて、リグルイですが。
 予想以上に好評をいただいているようで非常に嬉しく思っていますが、当日会場においても、なんというか一風変わった客層であったように思います。
 よりによってうちのゲームを朝一で息を切らして買いに来なくてもいいだろうと思いますが……それに、なぜか売った僕のほうがお礼を言われたり、この日を待ってた! とか、本当に出してくれるとは思わなかった! とか、あんた最高だよ! とか色々と言ってくださいまして、買う側のテンションがやたら高かったのが印象に残っています。
 本当にありがとうございます。あなたも最高です。

 思いますに、すぐ下のエントリでも言いましたけど、リグルではなく別の人気キャラ……霊夢とか魔理沙とか……を主役にしていたなら多分もっと売れたと思いますが、その代わりこの、僕と買い手側の妙な一体感というか、世に出せた嬉しさや入手できた嬉しさはもっと低かったのではないでしょうか。
 リグルの愛されっぷりに嫉妬しますよ、ええ。
 次回は人気投票で35位くらいになれるといいなあ。

 それで、特に大きな混乱もなく終わりまして。
 まったく無かったわけでもありませんが、ネタになるようなことでもないので省略。

 電車を待つのが途中で嫌になり、列を抜け出してタクシーで戻ったのですが、運転手さんの「よくわかんないけど凄いイベントだよねえ」みたいな雰囲気が心に残っているというかなんというか。
 あとは秋葉原で打ち上げしまして、僕らとリグルの益々の発展を期して乾杯しました。
 割と塩分過多な食事であったと思いますが、疲れた体には凄く染みる。
 色々なお話をしましたが……皆さん本当にいい人でした。
 何度お礼を言っても足りませんが、この場を借りて改めまして。ありがとうございました。
 また何か機会がありましたら、ぜひともご一緒したいですね。

 次の日の朝、目が覚めたらチェックアウト期限の5分前でした。
 そこで起きた自分を褒めるべきなのか、まったく記憶に無いまま目覚ましを止めた自分を省みるべきなのかは僕は分かりません。
 まあ、疲れてたんでしょうね。自覚は無くとも。
 で、飛行機まで微妙に時間があったので、ホワイトキャンバスに行ってみました。
 リグルイが置いてありました。
 目の前で手に取ってくれる人もいました。

 いや、まあ、疲れましたし、もう二度とやるかと思いますが……作ってよかったです、はい。
 関わった全ての人に感謝です。ありがとうございます。本当に。

 入手した同人誌の感想や、あとフォームレスなんかも書いていきたいところですが、今日は長文書いて文章書くの飽きたんでこの辺で。
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 そういうわけで、向こうの開発日記では割と公的なお知らせ、こっちの雑記では割と私的な感想を述べさせてもらってきたわけなのですが、そんな二重帳簿のごとき記録もそろそろ終わりとなりそうな予感です。

 今年の正月、「今度は僕がみなさんに『どうか手伝ってください!』と言えるようななにかをしたい」と書きましたが、まさか本当にやることになるとはまったく思いもしませんでした。
 まあぶっちゃけその文章を書いた三日後ぐらいに決意して、一週間後くらいに小崎さんにメール出したんですけども、(色々と問題だらけではありますが)僕にもこんなことができるんだなという、何かちょっとした自信のようなものが付いたように思います。

 もちろん、それは快く手を貸してくれた方々のおかげであるに違いありません。直接スタッフとして絵とか音とか文章とか作ってくれた方々はもちろん、色々と見えないところで支えてくれた方も沢山います。
 結果として、より一層人とのつながりを強く意識する半年となりました。なんというか、まあ……皆さんも、こんな僕に付き合ってくださって本当にありがとうございます。
 というかね、みんなもう、本当にノリが良すぎる。もし、主人公がリグルじゃなくて、例えば魔理沙とか普通に人気あるキャラクターのゲームを作ったとしたら、多分もっと売れるだろうとは思いますが、ここまで熱の篭ったものにはならなかっただろうと思います。みんなのモチベーションが終始異常だった。
 リグルイですよ、本当に。

 ただね、ちょっとね、またこういうこと言うと反感を買いそうなんですけど、これだけは言わせてくださいね。
 あのね、ここ半年ほどに限って言うならば、ですけど。
 間違いなくね、僕が世界で一番リグルのこと考えてた。
 これは絶対間違いないね。
 僕が一番リグルイ。

 さて、明日は一体どうなるのでしょうかね……
 笑ってここで報告ができることを祈ります。

 それでは、どうぞよろしくお願いします。
 委託について質問をもらったんですが、僕がショップさんに連絡を出すのが超絶に遅かったせいで、まだ通販ページとかできてないんですが、一応首都近郊では17日から並ぶ(はず)です。
 地方についてはよく分かりません。

 凡用人型兵器です。

 こちらのサイトによると、今回、コミケにおいてジャンル東方のスペース数はおよそ900だそうですが……すごいもんですね。
 葉、鍵の最盛期を越えたとか……一応僕もその中の一人であるはずなのですが、あまりピンと来ないですね。
 しかし、これだけ勢いのあるジャンルだと、確かにオタク文化の中心地近辺ではどこに行っても東方を見かけることになり、興味ない人にとってはうっとうしい状況かもしれません。

 とはいえそれも男性向けの話で、女性向けも含めたコミケ全体の話になると、ジャンプ系ホモすげえなあ、って話になるわけで。(こことか参照。参照URLには載ってないけど、テニス最盛期には2000スペースを数えたらしい)

 ただ気になるのは、スペース数で言えば女性向けは男性向けを圧倒しているはずなのに、Web上で見られるオタク系文化発信の中心地において、女性向けをさっぱり見ねえですね。
 ニコ動とかpixivとか……あと女性向け大手オタニュースサイトっていうのも見たこと無いです。
 それに、同人誌のショップ委託なんかも、男性向けがほとんどで、女性向けショップの数はかなり少ないですよね。
 札幌にも一つあるくらいで、あと何店かでおまけみたいに取り扱われている程度です。その代わり、サイト上での個人通販が割と多いようですね。

 それとも僕が知らないだけで、それらのものって実はあるんでしょうか? 数万ヒット/日の女性向けオタニュースサイトとか……

 まあ、無いという前提で話を進めますけど、その代わりに女性向けは横のつながりが広いように思いますね。
 Webリングとか。
 あの、サイトのトップページの下あたりに「○○同盟」みたいなバナー貼るのって女性特有の行為であるように思うんですが、あれは男性のサイトではほとんど見られないものですよね。
 あれは、おそらく同じジャンルの中でもカップリングが違えば別世界、という女性向け同人の特殊性にも大いに関係があると思います。またそれと同時に、自分の「仲間」を探しやすいという利点もあるんでしょう、おそらく。

 ちなみに「ウェブリング 東方」でぐぐったらクリスチャン(東方正教会)のリングが一番上に来ました。
 正教会て。

 また、女性の同人活動において特徴的なものの一つに、隠語や検索よけがあります。
 庭球ぐらいなら分かるんですけど、椅子とか具とかって何だ……(ワンピース→椅子、具→ラーメンの具→ナルト らしい)
 検索よけっていうのは鋼/の/錬/金/術/師とかそんなんね。
 なんでそんなことするのかっていうと、どうも彼女らはグーグルとかに引っかかりたくないらしいです。
 理由はやましいことしてるからとか、小さい子が間違って見たらショックを受けるからとからしいんですが……

 ショック……ショックね……
 昔僕が紅顔の美少年だったころ、本屋さんでなにやら分厚い、表紙にスラムダンクの絵が描いてある漫画雑誌を見つけて……
 ワクワクしながら読んでみたら、その、なんだ……流川と宮城が朝チュンしててな……
 なんであんなに似せて描いたんだよ! 子供が間違って読むだろうが! つうか読んだよ! 死ぬほどトラウマだわ畜生!
 あとはまあ桜木と流川がキスしてたりな。少なくとも単行本一冊くらいの分量はあったはずなのに、赤木が1ページたりとも登場しなかったりな。
 もう十数年も前の出来事だっていうのに、今でも鮮明に思い出せるわクソ。
 トラウマって割にはしっかり最後まで読んでんじゃねーかというツッコミはお控えください。

 ……僕の体験は置いておくにしても、検索よけがある程度フィルタリングに有効だったとしても(僕はそうは思いませんが)、男性向けにも普及しないことにはまったく片手落ちだと思うんですが……
 あとはまあ、分かる人たちだけでニヤリとしたいっていうのがあるんでしょうね。

 要はオタコミュニティひとつとっても、男性向けは中心地から放射状に、ないしはピラミッド型に情報が波及していくのに対し、女性向けはよりネットワーク的な、身内で回していく感覚が強いのでしょう。

 どうしてわざわざこんな文章を書いたのかというと、つまり僕にとって、女性向け同人の世界って未知なんですよね。
 数は沢山あるはずなのに、全然表で見ない。秘密結社みたいにこっそりやってる。
 2chの同人板とか行けば、あそこは女性向けが中心のようなので色々聞けるらしいんですが、ちょっと見てみたらなんだか妬みとか嫉みとかが恐ろしくてあんまり見にいけません。
 昔の友人にもいわゆる腐女子さんが何人かいたんですが、なんだか身近な分かえって聞けなくてなー……それでボケっとしてるうちにお互い卒業してしまいました、はい。
 まあ同じ人間なんだし、経験上話してみれば面白く話せる人たちには違いありません、腐女子さん。
 それでも、おんなじようなことやってるのに、どうしてこんなに違うんだろう、っていうのはまったく不思議です。
 元気でやってんのかなー彼女。まだハガレンジャンルにいるのかなー。
 「モルダー、あなた疲れてるのよ」だと同僚への気遣いが見える優しい間柄に思えるけど、
 「モルダー、わたし疲れてるのよ」だと途端に倦怠期の夫婦っぽくなる不思議。

 凡用人型兵器です。

 体験版を公開しました。

 本当は体験版用にオリジナルの話を書き下ろす予定だったのですが、やる気が起きないので普通の体験版になりました。
 うんまあ。
 やる気が戻ったら作るかもしれません。

 ここしばらくはぐったりしてますね……暑いし……
 次は何をつくろうかなあ、とかのんびり考えてます。
 もはや何も作らないという選択肢が無いという。完全に依存症みたいになっています。
 東方エムブレム2とかも考えたんですけど、なんかそれはもう似たようなの作ってる人がいるらしいからいいやと思ったり。
 まあ、別に期限が決まっているわけでなし、ゆっくり決めますよ。

 ああそうそう、当日は結構沢山持っていきますので、そんなに急いで来なくても大丈夫だと思いますよ。
 委託もありますし。
 まあ、知り合いの人は言ってくれれば取っておきますので、どうしてもって人は何かで伝えてください。



 えーとオリンピック、ですか。
 このブログを前から読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私はとある理由により、サッカーのなでしこジャパンを終生応援しないと心に誓っていますので、先日はアメリカに負けて大変に喜ばしかったです。
 そんぐらいですね。
 正直なところ、メダルとかはいいから、選手さんたちが無事に帰ってきてくれればそれで十分です。
 なでしこジャパンの人たちも、まあ……生命の無事くらいは祈っておきます。

 そんな感じで。

dkmj2.jpg








 ヒャッハァ! dkmjだぁ!

 当然のように発売日に購入した凡用人型兵器ですこんにちは。

 いや、前にも書きましたけど、確かにコンセプトはアレですが、意外なほどまっとうにアドベンチャーゲームしている良作なんですよ。
 まあコンセプトで買ったんだけどな!



 さて。
 向こうでは大して面白くも無いからと書かなかった苦労話ですが、送られてくる絵や音楽のあまりの出来のよさに感動する、というか頼んでないキャラの立ち絵が送られてくる、腰がまずいことになってきたのでここらで少し休もうと伸ばしたら何かミシッって音がする、こんなもんもう絶対に間に合うわけねーよもう落としちゃおうよーと一日三十回くらい思う、一週間くらい前のデータを上書きしてしまってポルナレフのAAのような状況に陥る、眠気覚ましにミンティアドライハードを五粒一気に噛み砕いて明け方にのた打ち回る、ストレスを食にぶつけていたため1.5キロほど太る、よんどころない事情により漫画喫茶でプログラムをする、しかもテストプレイも一部その漫画喫茶、印刷所の方に締め切りで大変迷惑をかけた上に延ばしてもらった締め切りですら郵送だと間に合わなくなり北海道から奈良まで飛行機に乗って入稿しに行く、しかも次の日(つまり日付で言うと昨日)にはずせない用事があったため、奈良まで行っておきながら何を見るでもなく日帰りしてくるなど、羅列してみるとそれなりに面白いかもしれません。

 締め切り前日になってから飛行機の予約をしたため、旅費が大変なことになって俺超絶に涙目。
 言うなればまあ、一日の猶予を十万で買ったような。
 まあお金の話はいいんですけど、出発の10分前くらいまで徹夜で作業していたので、家から出たらリアルで太陽光線が目に痛い。
 当然体力の消耗も半端なくて、具体的に言うと歩行速度が普段の三分の二くらいしか出ない。
 印刷所に付くまでに僕は死ぬんじゃないかと思いましたが、降り立った関西の地があまりにも暑すぎたため、眠気が一瞬で吹き飛びました。
 関西の人よくあんなところで生きていけるな!(失礼)

 まあ、色々ありましたが……総括してみると、結構楽しかったと思います。
 つらかったのも、終わっていればいい思い出、という奴でしょうか。
 もう一回やれと言われれば、かなりためらいますが……
 というか、まだ終わってないですね。コミケ当日までは。
 やることいっぱい夢いっぱい。
 いっぱいじゃないのは財布の中くらいです。

 じゃあとりあえず僕は魔女神判してきますんでヨロシク!



 しかし電車の窓から見る関西の池のことごとくが緑色に濁っていたんですが、そんなに水質悪いんでしょうか関西。大丈夫なのか。
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